Donald Fagen

ドナルド・フェイゲンの新譜が出ました。私に近い人たち内では、とても話題になっています。私はまだ買っていなかったのですが、昨日のスタウトのライブへ行く道中にドラムの沼氏の車中にすでにそれが。早速聴かせてもらいました。インプレッションは、今回のアルバムはとても良い印象でした。ヘリントンやローゼンウィンケルのギターは私の好みなのでもちろん良いのですが、ドラムがとても良いという話になり、とくに沼氏が、このプレイヤーは歌物でのドラムをよく知っていると絶賛していました。クレジットを見たら、Earl Cooke Jr.とありました。全く知らない名前なのですぐネット調べてみたのですが、すぐには出てきません。その間、無名の若者新人を良く見つけてきたなとか、しかしこの演奏は絶対若者では無理だろうとか、実は実在しないとか、ほんとは大御所プレイヤーなのか、とか沼氏といろいろ予想していたのですが、ようやく情報を発見してみると、実はアルバムのプロデューサー名が。あー打ち込みなのねと、最近のサンプルは良いですからね、などと話ながらもう少しそれをきちんと読めば、実際演奏していると。沼氏は...。しかもそのプロデューサーは、もともとSteely Danのトランペットプレイヤー。たまたまドラムを叩いていたところをD.Fagenに聞かれ、演奏がソウルフルだねと気に入られて、レコーディングまで至、だそうでして。Earl Cook Jr.というのは、Michael Leonhartのドラムを叩いている時の名だそうで、情報があまりないはずでした。

Sunken Condos / Donald Fagen(適当に検索して買ってくださいませ)