Analog

暑いです。先日、わたくしのアナログ回帰のとどめに、兄からターンテーブルが送られて来ました。兄は80年代のバブル期にDJ業にハマリ、DJ機材をたくさん所有しています。あまっていたターンテーブルがあったので送ってくれました。おかげで10年間持ってはいたものの聴いたことの無かったマイルスのレコードなどを聴けました(CDはあるんですが、とりあえず何枚か買ってしまっていました...)。それで思ったのはアナログのレコードによくあるノイズももちろんありますし、狭い家ですので暴れれば針も飛びますが、音はとても良いです。普段は気軽に音楽を聴けるようにiTunesに全て音源を入れています。ですが気軽すぎて、聴く事そのものになんだか特別感もなにも感じません。比べれば気軽ではなく、はっきり言って面倒なレコードを聴くという行動そのものが、意外と良いというところに気づきました。またなんだかアホっぽい事を書いている気がしないでもないですが。ところでフィルムのカメラで撮ってみました。スキャンしてデジタル化されてますが、なんだか良く感じます。素人ですので適当に撮ったのですが、なんだか良く見えてきました。我ながらですが。アホな私に撮影されるアホなアインシュタイン。

DA

時代の流れに流されてデジタルのものばかり嬉々として使用していたら、デジタルものに少々拒否感というか、飽きてきているようで、このごろアナログ回帰ネタが連続しています(ここだけで)。先月、亡き父が若い頃使用していたカメラを実家で見つけたので、持って帰ってきました。70年代のとても古いカメラで、ほったらかしてあったのでボロボロになっていました(ちなみに実家には、最新のコンパクトのデジカメがありました。誰も使い方を分かっていません)。もともとカメラに興味のない私は、これが大丈夫かどうかも何もかもさっぱり分からないので、ネットで検索してみました。古いカメラを趣味にしている人がいて同機種のカメラの情報もあったので、参考にしながら掃除してメンテして復活させました。今まで全くこういうものの中の機械に、興味がなかったのですが、今はとても興味深いです。きっとデジカメだったら小さな基盤だけで済んでしまうようなものなのかもしれませんが、それがリアルに機械で作られているのが、すごく思えます。なんかアホな事を書いている気もしない事もないのですが、単純にすごいと思ったのです。ギターのコンパクトエフェクターの中身も、基盤上にコンデンサとかパーツがぎっしり手作業でのものを見ると嬉しくなります(ちょっとおかしいかも)。最近のデジタルものの基盤上は、ICなどとてつもなく細かく明らかにラインで機械で作られた基盤でがっくりです。とは言えそれが悪い訳ではなく、むしろ良かったりもするのですが、分解(ダイバー・ダウン....)好きの私にはつまりません。

そんな銀塩のカメラをデジカメそれもiPhoneで写す。デジタルって便利〜。

Ca

なぜだか突然カセットの音が聴きたくなって、カセットテープを引っぱり出しました。かなり久々に聴くカセットの音は、とても新鮮に思えました。普段聴いているCDやMP3のようなデジタル音は、圧縮したり、他いろいろ事情があって音が間引かれています。逆にアナログの間引きの無いテープの音は、ノイズもあったりで音質が良いとは言えませんが、とても中身の詰まった音に感じとれました。言ってしまえば、CDやMP3の音質がいかに悪いのか、悪いというかだまされているのかという感を持ちます、スカスカです。ま、そうやって昔のテープの山をあさっていると、私の初期の音源(中学時代にやっていた宅録での恥ずかしいとてもポップな音源)に混ざって、私の師匠のライブ録音、おそらく15〜6年前の音源が出てきました。当時の師匠は、おそらく今の私くらいの年齢、がしかし私は未だ全く追いついていませんでした...。ってかスゴさをすっかり忘れてました、練習します!

iTunes Ping

先ほどApple Eventが、ありました。今回は、ライブでストリーミングしていました。iPodが中心に新しくなっていた中、私的には、iTunesのアップデートが気になりました。10になるのです。今までのCDのディスク上に音符があったアイコン、これからは、もうディスクの時代じゃないだろって、アイコンからディスクが無くなって、新しくなりました。実際に時代は、そういう流れになってきておりますが、少し衝撃です。それから、Pingというtwitterなどのソーシャル〜系のサービスも始めました。まだ使用していませんが、iTunesの中にこういうサービスを組み込むのは、名前の付け方含め、巧いな〜と思いました。